私はスパゲッティを買うときにはいつも値段を優先して、袋に密閉チャックがないものを選んでいます。1袋を一度で使い切ることはまずないため、保存用に密閉できるストッカーを購入しました。ところが、元の袋を捨てた後に困るのが、ゆで時間を忘れてしまうこと。この対策として、袋を捨てる前に“7分”などと付せんに書いてストッカーに貼っていたこともありました。

ゆで時間のメモを貼ったストッカー

そんな折、実家から送られてくる食料品(ありがたい!)の中にスパゲッティが入っていました。このスパゲッティは1袋が700gあり、1人前として1束が100gずつ結束テープで巻かれています。結束テープ自体はそれほど目新しいものではありませんが、これにはゆで時間が印字されていました。

ゆで時間が印字された結束テープ

スパゲッティをお湯に入れる直前、結束テープを外すと同時に“7”の数字が目に入り、いいタイミングで「よしよし、ゆで時間は7分だな」と確認することができます。これが、私の気になるゆで時間忘れを解消してくれました。

食品会社に問合せたところ、もともとは消費者の利便性アップのために採用した結束テープに、さらなる配慮としてゆで時間を印字するようになったとのことです。このちょっとした工夫のおかげで、私は以前のように付せんを貼っておく必要がなくなり、スパゲッティをゆでる度にささやかな満足感を得られています。