不景気を感じずにはいられない昨今、家計の見直しで食費節約のため、お弁当を作ることにしました。時間の節約も大切なところ。サンドイッチなら手軽につくれるかも、と材料を購入してきました。

早速パンにマーガリンを塗って具を用意。定番のツナです。購入時から気になっていたのですが、「開けやすいソフトタブ」とのことで、缶詰の蓋が見慣れたものと違っています。タブ部分を触って確認してみると、ヨーグルトのアルミホイル製の蓋のような材質で、プルタブの金属蓋と比較するとやわらかいのですが、厚手で丈夫な印象です。でも、こんな引っ張り口で開けやすいの?と早速試してみました。 

左:プルタブタイプ 右:今回ご紹介のソフトタブタイプ

想像していたよりも簡単に開けることができ、驚きました。プルタブの「引っ張り上げる」という感覚ではなく、「めくる」というような感覚でペロリと開けることができたのです。

あっけに取られていましたが、なぜ開けやすいのか?考えてみました。

1. 開け方と材質
金属板を引き切って開けるプルタブタイプと、接着された金属フィルムをはがすソフトタブとでは要する力の大きさが段違いです。力の強い人は気にならないかも知れませんが、女性である私には気合を入れて挑まなければならないものとなっていました。     
2. 力をこめやすい
タブ部分の表面がざらざらで、つまんで引っぱりやすい処理がしてあります。
3. 安全処理
プルタブのように指を引っ掛ける部分への負荷がなく、痛くありません。更に蓋のエッジで手を切らないように気をつける必要がなくなりました。     

また、従来と変わらず汁きりも可能な上、プルタブタイプで気になっていた、蓋を開けきるときの油ハネがないのが嬉しいところです。この缶詰のおかげで、忙しい朝にも煩わされることなく、お弁当を作り続けられそうです。

イナバフーズ ソフトタブ缶説明: http://www.inaba-foods.co.jp/softtab.html