私は仕事で移動する際、JR新宿駅から中央線をよく利用しています。その路線の中で東京~高尾までを結ぶ中央快速線でのことです。

中央快速線は、分岐の少ないシンプルな路線なのですが、「快速」の他にも「中央特快」「青梅特快」「通勤特快」など、似たような名前の急行列車が6種類もあり(図参照)、しかもその停車駅はまちまち。さらには同じ列車でも曜日によって停車駅が異なる。というように運行形態が複雑なため、駅の位置関係が分かっている私でも乗り間違えてしまうことがあります。先日も、「通勤快速」と「通勤特快」を乗り間違えてしまい、目的の駅を通り過ぎるという失敗をしてしまいました。 

■新宿-立川間の列車種別ごとの停車駅例

しかし、最近よく見かけるようになってきた新型車両によって、このようなことは無くなりました。
その理由は、車体にある行先表示に次に停車する駅の名称が表示されるようになったからです。

新しくなった行先表示

それ以来、運行形態が複雑で列車種別を覚えられなかった私でも、表示を見ればその列車に乗るべきか否かを判断することができるようになりました。おかげで乗り間違えも無くなり、以前よりも安心して乗車することができています。