みんな大好き「Ctrl+Z」

いろいろなアプリケーションで「元に戻す」の操作に割り当てられているショートカットキーです。これは直前に行った操作を取り消して、1つ前の状態に戻してくれる機能なのですが、いったい何をもって「1つ前の状態」と区切ればいいのか?と考えさせられました。

ありがた迷惑、とはよく言ったもので、Excel2003はズーム(拡大縮小)の操作も「1つ前の状態」に戻してくれるのです。

最近は、マウスのスクロールホイールで簡単にズーム操作ができてしまうので、写真のように操作の履歴が全て「ズーム」で埋まってしまうこともあります。「やべ、間違えて消しちゃったよ」というときも、消した直後にズームズームしてたら1回の操作では元に戻せませんし、下手すれば戻したくても戻せなくなってしまいます。(Excel2003の場合、操作の履歴は16回までしか記憶されません…) 

Excel2003の「元に戻す」アイコンの▼を押してみると…

いろいろと調べてみたのですが、Excel2003がズームの操作まで「1つ前の状態」としてカウントしている理由はわかりませんでした。もちろん何か理由があるとは思うのですが、「元に戻す」→「入力や削除などの編集を戻す」と予想するのが人の常、と思うのは私だけでしょうか。

補足:Excel2007では、100回前までの操作を記憶してくれるようになったようです。