ドレッシングは別売りです

最近、コンビニのサラダにはドレッシングがついていません。別売りになっている数種類のドレッシングの中から、好みのものを選ぶシステムになったようです。

「オレはどんなサラダにも胡麻ドレッシングをかけたいんだ!」

「ドレッシングは家にあるので済ましちゃおうかな〜」

「あえて何もかけないで食べる主義なんですよ…」

「私はむしろ逆で、中華ドレッシングだけでゴクゴクいっちゃうよ」

といったようなニーズに応えたのでしょうか。(想像の域を出てはいませんが)

今やサラダの食べ方も、着せ替えケータイやシアトル系コーヒーなどと同じように、カスタマイズすることで独自性を発揮できるようになったのですね。

ところがですよ?例えば「有機野菜7品目サラダ」には、どのドレッシングがベストマッチなのかイマイチ想像がつきません。馴染みのない食材が入っているサラダなども、しっくりくるドレッシングがイメージできません。

結局のところ、そのときの気分や一瞬の閃きによってドレッシングを選ぶのだと思いますが、本当に悩んだときは困りますよね。サラダごときで後悔なんてしたくないですし。こんな悩み、ドレッシングが一緒になっていた頃にはありませんでした。カスタマイズができるようになったとはいえ、せめてメニューを考えた人や、一流シェフによる「オススメのドレッシング」を表示してくれたならと思います。