月別: 2004年1月

208. スーパードライの箱、うまさが続く!


皆さんの中に「ビール」なる飲み物をご存知の方はいらっしゃいますか?夏は渇いた喉を潤し、冬は冷えた身体を温めてくれる、あの魔法の飲み物です。

年末に箱買いしました。いつも通りですが…。しかも2ケース。お正月だから、などと言い訳してみたり。

箱から出して冷蔵庫に1缶1缶補給するのが意外と億劫だったりするんですよ、いつもは。しかし、今回我が家に届いたアサヒスーパードライの箱は、画期的なものでした。

ビールを箱から取り出している様子

写真の通り、ビールを1缶ずつ取り出すための「穴」をあけられるようになっています。1缶抜けば、だるま落とし方式で次の缶がそこに顔を出します。1缶ちょうどのサイズではなく、ちょっと大きめになっているのも巧みな技ですね。段 ボールに指をこすって痛い思いをすることも、なかなか取り出せずにイライラす ることもなく、冷蔵庫にビールを補給できます。

愛飲しているスーパードライがいつもよりも美味しく感じられ、ガンガン飲めてし まったのは、こんなちょっとした配慮のおかげでしょうか、それとも単にお正月だっ たからでしょうか。いや、いつも通りの飲みっぷり…かな?

この箱、弱点がないわけではありません。

まず、上蓋をあけるか、持ってみる(!?)かしなければ、箱の中に何缶残っているのかを確認できないこと。「残り5缶をきりました!」くらいのところに「のぞき穴」がついていればビールを切らす心配がなくなってもっと嬉しいかもしれません。

箱を床に置くと、しっかりしゃがみ込むか、かなり腰を曲げないと缶を取り出すことができないのも一つの弱点です。箱の上蓋を開いて上から取り出す方が良い、って人もやっぱりいるでしょうね。

ビールの保管方法は人それぞれでしょうから、全てのユーザを満足させる“箱”を作るとなると難しいに違いありません。上述のとおり、私の生活には今回の箱はかなり点数の高いものでした。本来の商品である“ビール”の品質向上にとどまらず、“箱”にまで意識を向けているアサヒビールに、私はこれからもエールを送ります。

207. トイレットペーパーの使い心地を試してからお買いあげ下さい


先日、実家の近くにあるユニバースというスーパーでトイレに入った時、個室の中でこんな張り紙を見つけました。

備え付けの紙が売り場でも買えることを伝える張り紙の写真

「使いやすさ」とは少し違いますが、これはお店がお客さんの立場に立って考えてくれた、良い例ではないでしょうか。

駅や大きな施設などでも、「このトイレットペーパーは○○の再生紙です」という張り紙を時々見かけますね。そういう張り紙を見ると、「おー、リサイクルに力を入れてるんだ〜」とか「こんなことに気を配っているのね」と思い、少し嬉しくなります(私だけ?)。そしてこのスーパーの張り紙からは、お店側のユーザーへの配慮が感じられて嬉しくなりました。やっぱり、使ってみないとわからないですからね。

また、一人暮らしをしていて、安いから大量購入したはいいけれど、「やっぱり気にくわない。でも、いっぱいあるからすぐには買い換えられない…」ということがあります。というか、私は結構そういう失敗をします…。 「イイじゃない。心配りが嬉しいねぇ。」と個室で一人、にやにやしてしまいました。

張り紙一枚で嬉しくなってしまう私ですが、でも大切なことだと思うのです。売り手や作り手の思いを、いかにユーザーに伝えるか… たかが張り紙、されど張り紙。こういうことで、私達が伝えたいと思う「使いやすさ」を、ユーザーにも意識してもらえるとイイナと思いました。

206. 取り出しやすいチョコレートケース


先日、新宿駅で友人と待ち合わせをし、少し早く着いたのでお菓子でも買おうとコンビニへ向かいました。目移りしつつ、持ち運びやすそうなケースに入った明治製菓「ストロベリーチョコレート」を購入。ちなみに、このチョコレートはコンビニ限定だそうです。

混雑した待ち合わせ場所で、友人を待ちながらチョコのケースを引き出すと…

 「ペコッ」

なんとツマミが引き出した方向側に倒れ、チョコを取り出しやすい形に変わったではありませんか!この工夫により、特に最初の1個目をスムーズに取り出せました。

チョコレートの取り出し方
箱を横から見た場合

私は、引き出す瞬間まで、このような形になることが分からなかったので、意表をつかれただけに嬉しくなりました。

また閉じる時に、切り口にフタを差し込むタイプ等は、開け閉じが面倒になることがありますよね? このケースの場合、フタを起こすだけで閉じることができる為、わずらわしく感じませんでした。

なかなか気の利いたケースですね。世の中にはいろんなモノがあふれていますが、私は120円のチョコケースが、このような工夫をしていることに感心しました。

205. “ユーザビリティ歌留多”はいかがでしょう?


新年明けましておめでとうございます。今年も使いやすく魅力的なものを一つでも多く創っていきたいと思います。

今日は、このお正月にぴったりの私達の活動をご紹介したいと思います。

その名も『ユーザビリティ歌留多』!

ユーザビリティに馴染みの少ない人でも、楽しく遊びながら、専門用語を習得できちゃうという代物です。

このカルタは英語表記ですが、日本語訳も追加する予定です。

社内の英会話学習会の取り組みとして、自主製作しました。

AからZのアルファベットを頭文字にした26個の用語をカードにしています。ユーザビリティに関連する評価手法や認知科学の用語など、使いやすさに関するものから選定しました。

例えば、

  • Aは Affordance
  • Bは Behavioral Model
  • Cは Context of use

という感じ。

歌留多の絵札にはイラスト、読札には解説(日本語と英語)が書かれています。解説部分を聞きながら、単語を当ててカードを取り合えば、盛り上がること請け合いです。

なかなか楽しく為になるゲームなので、私達だけで独占するのはもったいないと思い、量産することも考えています。今後の展開をご期待ください。

2004/01/03日補足

カルタをリーズナブルに印刷してくれるとこご存じでしたら是非ご一報を。そん
なに本格的な作りじゃなくてもいいんです。安いとこ(^^;)。

(古田)

204. 新年のご挨拶


新年、明けましておめでとうございます。

昨年は日記執筆者も増え、40本を超える日記をお届けすることができました。まだまだ「日記」を名乗るにはちとおこがましい数ではありますが、今年もペースを崩さずトバシて行きたいと思います。

また、みんなが日記を書いてくれている分、σ(^^)は他のコンテンツに取りかかることができます。使いやすさ研究所=使いやすさ日記と言われないよう、幅広くやっていきたいです。

  • 読者参加
  • 日記の読者投稿制度やコメント機能の実装など、使いやすさの議論をみんなでできるような体制作りをしてみたいなぁ、と。

  • 「使いやすさの秘訣」の充実
  • 個別製品の使いやすさを詳しく検証するコーナー。最後にHDD&DVDハイブリッド・レコーダー編を公開してから1年近くたってしまいました。もっと増やしたいですね。メーカーさんからの評価機貸し出しも募集してます(^^)/。

  • ユーザビリティ関連情報の充実
  • 製品のユーザビリティ(使いやすさ)向上の取り組みをされている方達向けの有益な情報を提供していくのも当研究所の努めだと思いつつ、なかなかできていない部分ですね。

  • 公開ユーザテスト
  • テスト参加者登録にお申し込みいただいた方、ご検討中の方、またそういった取り組みにご興味のあるメーカーなどの方に、ユーザテストというものが実際にはどういうものなのか知っていただくために、公開のテストを実施し、その様子をコンテンツとして掲載するとか。

やりたいことは色々です。下に投票つけておきますので、読んでみたいものがあればクリックしてみて下さい。優先順位付けの参考にさせていただきたいと思います。

ともあれ、本年も使いやすさ研究所およびノーバス・グループをよろしくお願いいたします。