皆さんの中に「ビール」なる飲み物をご存知の方はいらっしゃいますか?夏は渇いた喉を潤し、冬は冷えた身体を温めてくれる、あの魔法の飲み物です。

年末に箱買いしました。いつも通りですが…。しかも2ケース。お正月だから、などと言い訳してみたり。

箱から出して冷蔵庫に1缶1缶補給するのが意外と億劫だったりするんですよ、いつもは。しかし、今回我が家に届いたアサヒスーパードライの箱は、画期的なものでした。

ビールを箱から取り出している様子

写真の通り、ビールを1缶ずつ取り出すための「穴」をあけられるようになっています。1缶抜けば、だるま落とし方式で次の缶がそこに顔を出します。1缶ちょうどのサイズではなく、ちょっと大きめになっているのも巧みな技ですね。段 ボールに指をこすって痛い思いをすることも、なかなか取り出せずにイライラす ることもなく、冷蔵庫にビールを補給できます。

愛飲しているスーパードライがいつもよりも美味しく感じられ、ガンガン飲めてし まったのは、こんなちょっとした配慮のおかげでしょうか、それとも単にお正月だっ たからでしょうか。いや、いつも通りの飲みっぷり…かな?

この箱、弱点がないわけではありません。

まず、上蓋をあけるか、持ってみる(!?)かしなければ、箱の中に何缶残っているのかを確認できないこと。「残り5缶をきりました!」くらいのところに「のぞき穴」がついていればビールを切らす心配がなくなってもっと嬉しいかもしれません。

箱を床に置くと、しっかりしゃがみ込むか、かなり腰を曲げないと缶を取り出すことができないのも一つの弱点です。箱の上蓋を開いて上から取り出す方が良い、って人もやっぱりいるでしょうね。

ビールの保管方法は人それぞれでしょうから、全てのユーザを満足させる“箱”を作るとなると難しいに違いありません。上述のとおり、私の生活には今回の箱はかなり点数の高いものでした。本来の商品である“ビール”の品質向上にとどまらず、“箱”にまで意識を向けているアサヒビールに、私はこれからもエールを送ります。