この使いやすさ日記は、私達ノーバスグループの若手衆(と強引に言ってみる)がユーザビリティエンジニアとしての基礎体力を向上させるために、日々気づき伝える力を切磋する場としても活用されています。 この日記は、執筆後、先輩のレビューを経て修正を繰り返し、ようやく掲載されているというわけです。 そこで今回は、この使いやすさ日記の意見交換に利用しているシステムで気づいた”使いやすさ”について書き留めたいと思います。

私達は、意見交換やレビューに「PukiWiki」というシステムを利用しています。これはHTMLの知識がなくてもブラウザから簡単にウェブページを編集できるというもので、日記執筆者はテンプレートを使って簡単に日記の文章を書いたり、画像を配置したりすることが可能です。また、その下にレビュアーや執筆者同士が意見交換できるコメント欄がついています。

最初、コメント欄は図1のようなレイアウトでした。コメントの後にコメントした人の名前が表示されます。しかし、利用していくにつれ不便を感じ始めました・・・

図1:改善前のコメント欄〜コメントの後に名前
矢印
図2:改善後のコメント欄〜名前の後にコメント

「え〜っと、私が確認したのはここまでだから、その後のレビュアーさんの意見はっと・・・」と、まずコメントした人(図では赤丸の位置)を確認。その後、文章の始まりの位置を探しやっと読み始めます。

名前の位置を探す→文章の頭を探す→もう一度名前を探す、と なんども繰り返す間、ずっと目が泳いでいることになりかねません。なんだか、釈然とせず、疲労だけがたまっていきました。

  • 誰が確認してくれているのか?
  • たくさんいるレビュアーさんのご意見に全部答えられたかどうか?
  • このコメントの経緯は?

このような確認が簡単に行えるように、解決策として図2のようなレイアウトにしてみました。 名前を文章の前に持ってきて、縦一列に並ぶようにしています。 そうすることで、名前の位置を探すという負担を軽減し、文章の頭も同時に確認できるようにしました。

「おっ。前回私が返答してから、ずいぶん多くの方が確認されたな〜」

「この人の意見は、ここからここまでか・・・」

など、ずいぶんと確認しやすくなりました。また、コメントの挿入フォームとも同じ配列になったため、コメントを書くときの違和感も少なくなっています。

ちょっとレイアウトを変えただけで、使いやすさはこんなにも変わります。 意外と簡単に改善できるものなんですね!