4月にドコモの携帯505iシリーズが発表され、その後続々と発売されていますが、 今日はSO505iについて取り上げます。

すごい勢いで注目されていたSO505i、そのスタイリングや使わせ方はおもしろいところもあると思われます。 やはり一番の着目点は、100万画素クラスになったカメラでしょう。

撮影スタイルも横撮りで、かなりデジカメの操作性に近くなりました。特にメニュー構成は、最近のSONYのサイバーショットPシリーズに似ており、「うおっ。デジカメっぽい〜」と私は感じました。となると、「結構使い易いんじゃないの???」と思った方、残念なお知らせがあります。 実は、レンズカバーを閉じたままでも、シャッターが押せてしまいます。 よく分からずに連続で押し続けると、真っ暗な画面がそのまま保存される仕組みです。 購入したばかりの時は、仕事の関係上5〜6人でいじっていましたが、必ず誰か黒い画像を作成していました(笑) 。

レンズカバーが閉じたままカメラ起動した状態

この真っ暗な画面を見ながら思いだしたのが昔の銀塩カメラです。我が子の晴れ舞台を一生懸命撮影し、現像してみたらレンズカバーを外し忘れて一枚も取れていないという、かわいそうな状況。 もちろんSO505iは、真っ暗な画面でレンズカバーが閉じているのが分かりますし、画面に何も映ってないので、撮影したはずが撮れていないという上記の状況とは違うのですが、それでも「画面に何も映らないなぁ」と思いつつシャッターを押してしまうのは何なのでしょうか…

とにかく、レンズカバーが閉じたままでシャッターが押せてしまうような状況は、撮影サイズが一番大きな「1280×960」に設定されていたら、残りメモリがどんどん減ってしまいますね。そのような状態を、カバーを開けないあなたの責任でしょ、と言い切るには少し乱暴な気がします。

一方で、携帯を開いた状態でカメラ起動すると「電話を閉じて下さい」とメッセージが表示されますが、なぜレンズカバーが閉じていることは警告しないのでしょうか。ちょっと不親切なのではないでしょうか…