トイレにあるベビーシート

写真1は最近よく見かける個室トイレ用のベビーシートです。お父さん、お母さんが手を離せない間赤ちゃんを座らせておくためのものですね。

先日利用したこのトイレのベビーシートには写真2のような注意書きが貼られていました(ボケててすみません)。

注意書き
(1) ストッパーの左右に足を入れて、赤ちゃんをしっかりとすわらせてください。
(2) シートの上に立つと危険です。

この注意書きはいくつかの点でイケてないと思います。

まず2つの図に番号が振られていますが、図の内容はなんら順序をつけるようなものではなく、上が正しい使い方、下は反対にやってはダメな使い方です。

また下の図は禁止事項なので大きく×をつけるなどが必要だと思います。

そして今時珍しく英語の表記がないです。

皆さんもこの張り紙のすべての日本語がご自身で解読不能な文字で書かれている状況を想像してみてください。例えば韓国語やアラビア語などのチンプンカンプンさ加減は、多くの外国人がかな漢字混じりの日本語を見た時の印象に近いかも知れません。何かわからんが番号の順に2つの動作をしろと言われている、あるいは使い方にその1とその2の2種類あるよって書いてあるのかと思ってしまうかも知れません。

勿論、常識的に見て2番目は危ないってわかるじゃん、というご意見もあるでしょうが、そういう話をしだすと、そもそもこの張り紙の意義もほとんど無くなってしまう気がしまうのでちょっと置いておきましょう。