「警告 ファイルにはウィルスやコンピュータに問題を起こす可能性のあるものが含まれていることがあります。このファイルが信頼できる所からのものか確かめてください。」と書かれたダイアログの写真
ウィルスらしいファイルを検出すると表示されるダイアログ

写真は、最近巷を騒がせているBADTRANS.B、W32/AlizやNimdaといったコンピュータ・ウィルスをOutlook Expressで開こうとした際の警告画面です。Service Pack2をインストールしたInternet Explorer5.0/5.5(まだの人は是非導入しましょう)や同6.0では、このように表示されて、この種のウィルス(ワーム)の侵入を警告してくれます。

先日帰省した際に家族のマシンにも上記Service Packを導入しておいたんですが、一昨日、国内にWin32/Alizeが急速に広まったのとタイミングを同じくして実家から「ウィルスに感染したらしい。助けて。」と電話が入りました。

メールの特徴からしてWin32/Alizeに間違いなさそうなんですが、SP2は導入したはず。なぜだろうと思ってよくよく話を聞いてみると、警告はちゃんと表示されたらしいのです。ただ写真の警告文章をよく読んでみてください。「このファイルが信頼できる所からのものか確かめてください。」とあります。これを読んでσ(^^)の父のしたことは、

  1. メールの発信元を確認
  2. よく知っている人なので信用した
  3. だから「開く」ボタンを押した

だったのです。

しかも当然「開く」しても見た目には何も表示されないので、念入りに何度も試したとか(T_T)。

確かにこの文章だけでは、

  • 今や「ウィルスとは悪意をもった第三者が送りつけるもの」とは限らない

といったことを初心者ユーザに対して充分に説明しているとは言えないですね。例えば日本なら、「知ってる人間でも普段英語で題名をつけるような人間か?」といった現実的な判断材料を提示するといったことも有効だと思います。

世界一ウィルスに狙われる宿命のメールソフトとしては、もう少し頑張ってほしいですね。

2001年11月29日 補足
 σ(^^)は普段Outlook Expressは使わないですが、今日、vCard(名刺ファイル)の動作試験で使ってみたところ、上記のダイアログが表示されてしまいました。どうもOutlookはウィルスの侵入をちゃんと識別してるワケではなく、自動実行されるプログラムはなんでも警告を出す、という仕組みのようですね。だから上記のような曖昧な表現にならざるを得ないのかも知れません。Windowsのソフトのアンインストール時に表示されるダイアログと同じで、一応警告はするけど、結局ユーザーだって判断つかないってオチですね。だからこそ、先に挙げたような現実的な判断材料を挙げてほしいと思います。

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