さて、話題のプレイステーション2用ソフト、「リッジレーサーV」です。
最新のソフトということで、きれいなグラフィックに注目が行きますが、インタフェイスに注目しても、いろいろと気付くことがあります。今回はそのうち、良いところと悪いところをそれぞれ取り上げたいと思います。
●操作フローを考慮したメインメニュー
メインメニュー |
メインメニューでは、新規でゲームを始めたり、続きから始めたり、データをロードしたり、といったことが行えます。初めてゲームをしたときは、[NEW ENTRY]にフォーカスされているのですが、一旦データをセーブすると、次回このメニューに入ったときには[LOAD]がフォーカスされています。さらには、ロードが終了すると、自動的に[CONTINUE]を選択した状態になり、すぐにゲームが始められるようになっています。
ゲームをするたびに操作する部分ですし、このようにユーザの操作手順を考慮した設計は非常に効果が高いと思います。
これだけステップが自動化されています
×どっちがマイカー??
さーて、どっちだ? |
いざ、ゲームが始まると、画面左上のコースマップ上に、自分の車の位置が表示されます。また、マップ上にはマイカーだけではなくライバルカーも表示されています。
黄色と赤のクサビが見えますね。さて、どっちがマイカーでしょう?
答えは「赤」なんですが、この色は恣意的に割り当てられているように思えます。マイカーのペイントとも関係ありません。マイカーのペイントを黄色にしていてもライバルカーが「黄色」です。しかも、各セクションごとにパックマンとモンスターを使ってマイカーとライバルカーのラップ差が表示されるのですが、そのときマイカーを表すパックマンはもちろん「黄色」です……。せめてここだけでも色を揃えて欲しかったですね。
ゲーム中に素早く見なければいけない部分ですが、その際にどっちの色が自分なのかをとっさに判断できないため、未だ私はこのコースマップを有効に利用できません。それどころか間違えて壁に突っ込んだりもします。(とほほ。)
他にも、データファイル選択画面など、いろいろと工夫されたところも多く、是非一度ご覧になることをお勧めします。是非店頭などで遊ぶ機会があったら、レースも良いですが、メニューなどもチェックしてみてください。