最近、イー・モバイルのデータ通信サービスに加入しました。専用携帯端末を使って、外出先からでもインターネットに接続できるサービスです。データ通信料が定額なので、いくら使っても一定額を支払うだけで安心だと思い、快適なインターネット生活を送っていました。しかし、専用Webサイトで請求金額を照会できるため、少し不安だったので確認してみました。
すると…
請求情報の照会画面 |
「な、な、なぁなぁじゅうまんいぇん!!!???」
ビックリしました。焦りました。このまま何ヶ月間、私はプロバイダにお金を返済する為だけに働かなければならないのかと、真剣に悩みました。画面を丹念に探しても、定額サービスの金額は一向に見つかりません。
しかし、よくよく画面を見ると、
ただし書き |
注意書きがありました。この注意書きをよく読むと、実はこの金額、単純に通信の量(パケット数)に応じて一律に計算された金額だったのです。つまり、定額サービスに入っている私にとって、実際に請求される金額ではなかったのです。請求情報画面を閲覧する殆どのユーザは、支払わなければならない金額を確認する意図のもと、この画面を開いていると考えられます。しかも、サービスを導入した初期に「本当に定額なのかな?」「ちゃんと定額になっているのかな?」という不安を抱きながら訪れるユーザの可能性が高いと考えられます。「金額を確認する」という明確な意図を持ったユーザにとって、ページ上部に配置され赤字で注意書きが記載されていても、先に金額がある場所へ意識が向いてしまいます。そのようなユーザにとって、しっかりと実際に請求される金額を表記しなければ、不親切になってしまいます。
同じような経験をしたユーザが多かったのでしょう、この日記執筆するにあたり再度このサイトを訪れたところ、請求される金額がしっかり記載されていました!ちゃんとユーザの気持ちを反映して、設計を改善する姿勢は共感しました。
現在の画面 |
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