出張先でJRのローカル特急電車に乗る機会が増えてきました。その際、若干わずらわしさを感じていたのが、車内での切符の扱いです。
切符は改札を抜けた後にも、席の確認時などに何かと必要となりますが、中でも「切符の拝見」だけは避けては通れません。あの、寝ていたときに起こされる不快さや、そうでなくても、なかなか車掌さんが来なくて席を立ちにくいもどかしさといったらありません。しかし、写真のようなチケットホルダーのある電車に乗ったときは、そういった心配をせずに済んでいます。
前席ヘッドレストカバーに設けられたチケットホルダー |
こんな風に切符を挟んでおくことができます |
車掌さんが検札に来るタイミングはなかなか読めません。そんなときでも、チケットホルダーに前もって切符をはさんでおけば、ウトウトしていても大丈夫。目を覚ましたときにはスタンプが押されています。このホルダー、車掌さんにとっても乗客に気を使わせずに済むので、案外都合がよいのかもしれませんね。
以来、無用心さを感じさせないローカル特急ならではの大らかな雰囲気と、車掌さんの気の利いた対応に、すっかり味をしめてしまいました。この「ゆるさ」を都会でも味わえればなぁと、ついつい思ってしまう私です。
#この他にも、チケットホルダーのある電車は全国に走っているようです。もし出先で見かけたら、一度試してみてはいかがでしょう。ただし、くれぐれも切符の取り忘れにはご注意を・・
コメントを残す