先日、下の写真のようなモノを購入しました。鍋の中に入れるだけで、大きな蒸気の泡を発生させ、小さな泡を吸収することで、吹きこぼれを抑える便利な道具です。名前は「なべ底くん」。
なべ底くん (左:表、右:裏) |
いつものようにパスタを茹でるために「なべ底くん」を鍋に入れ、お湯を沸かしている時でした。待っている間、時間があったのでTVのニュースに見入っていたところ、
「ガタガタガタッ、ガタガタガタッ」
とキッチンの方から音が聞こえてきました。
「あっ、そういえばお湯を沸かしていたんだ!」
TVに夢中だった私は、すっかり忘れてしまっていたのです。
その音は、下の図のように鍋の中で大きくなった蒸気の泡が、「なべ底くん」の本体を持ち上げ、泡が抜け出た後本体が落下し、鍋底とぶつかることで発生していたのです。吹きこぼれを抑えるために使っていたのに、こんなおまけ機能があったなんて!
蒸気の泡が「なべ底くん」を持ち上げる |
「なべ底くん」と鍋底がぶつかり、音が発生する |
私のようにうっかり忘れてしまったり、誰かが急に訪ねてきたりといった状況でも、お湯を沸かしていたことを音で知らせてくれます。案外大きな音がするので、ワンルーム位の広さであれば頼りになりそうです。
とはいっても、キッチンで火を扱う場合は、極力火のそばから離れないように気をつけましょう。何かあってからでは遅いので・・・。
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