公共のトイレでよく見かけるようになったハンドドライヤーですが、私はあまり印象が良くありません。

大抵のハンドドライヤーは、洗面台から少し離れた場所にあるので、利用する人は手が濡れた状態でそこまで移動します。そのため手から落ちた水滴で床を汚し、滑りやすくしています。また手を差し込むタイプや受け皿が有るタイプは、それまでに吹き飛ばされた水滴が内側に残っているので、なんとなく不潔に感じてしまい、手を差し込むこと自体ためらってしまいます。

こういった良くない印象を解決したハンドドライヤーを見つけました。洗面ボウル内蔵型のハンドドライヤーです。

洗面ボウルの前面にハンドドライヤーが内蔵されています。
手前から奥に向けて風が吹き出します。

これなら手を乾かすのに移動する必要がないので、床を濡らさずに済みそうです。もちろん洗面ボウルの内側には水滴が付いていましたが、自分で水を流したばかりなので、あまり不潔には感じませんでした。

洗面ボウルにハンドドライヤーを一台ずつ内蔵するので、コストは高くなるでしょう。ただイメージを大切にする高級レストランやデパート、衛生面を重視する病院などにはニーズがありそうですね。