写真はよくあるお店の駐車場の駐車券です。先日このデザインのせいでちょっと焦ることが起きました。さて、この駐車券にどんな不備があるでしょう?
この駐車券には店名がないのです(まぁタイトルに書いちゃってますが…)。ちなみに裏面にも書いてません。
こちらは東京都内のヨドバシカメラAkibaのものです。このお店の駐車場は最新式のナンバー読み取り式の為、事前精算機で精算しておけばゲートでは窓を開けて駐車券を挿入する必要がありません。結果として手元にいらない駐車券が残ります。この日はその足でやはり都内のビバホームというホームセンターに出かけました。ここでも入庫時に駐車券を発券され胸ポケットに入れておいたんです。そして問題は出庫時に起きました。駐車券を入れてもエラーで戻って来てしまうのです。後ろには出庫待ちの車が続々と続いて焦りは募ります。
もうおわかりでしょう。間違えてヨドバシの駐車券を入れていました…ヨドバシで回収されなかったまま胸ポケットに残ってて2枚入ってたのです。ビバホームの駐車券はゲートで回収されたので残っていませんが、入れる直前に確認したところまったく同一のデザインでした。スタンプの日時で見比べない限りわかりません。どちらも同じメーカーのゲートシステムの標準の券面デザインを使用しているわけですね(駐車場運営会社はどちらもタイムズ)。駐車券を名入りにするのはコストもかかるでしょうし、まさか他店との絡みでトラブルがおきるとは想定外だったのでしょう。できれば店名を印刷してほしいものですが、せめてゲート精算機は「違う店舗の駐車券です」などエラーメッセージを一工夫することはできないのでしょうか?
この手の名入りツールを使わない故の不便さは最近他でも感じます。それは飲食店の割り箸袋です。最近は食事をしたお店にSNSアプリでチェックインしたり、写真をシェアしたりする方も多いと思いますが、席についてオーダー済ませて時間ができた時に、さぁチェックインするか!って思うと肝心の情報が見付かりません。店名です。ふらっと立ち寄ったお店では「あれ、ここなんてお店だっけ?」となりがち。そういう時に割り箸袋が名入りだと手っ取り早いのですが、最近は真っ白な汎用品だったり、そもそも割り箸ではなかったりします。そしてキョロキョロ見回しても店内からは看板も見えず、チェックインを諦めたり「○○駅前の中華屋さん」とか曖昧な名前でシェアしたり。これってちょっとした機会損失なんじゃないですかね?名入りツールや店内に看板を掲げるのもコストかかりそうですが、せめて(どうせ独自に作成する)メニューの片隅くらいには店名を入れておいてはいかがでしょう?>SNSで名前を広めて欲しいと思ってらっしゃる店主さん