出掛けた先や出張先の普段利用していない駅で、切符を買う場面があると思います。そんなとき、私は見知らぬ路線と見慣れない駅名により、現在地が見つけられずにしばらく路線図を見上げ立ちつくしてしまい、思いの外手間取ることがあります。特に首都圏は路線が入り組んでいるので、瞬時に現在地を見つけるのは難しいと思いませんか?現在地の表示を目立たせる方法としては、大きく表示したり、強い色を使ったりということが考えられますが、それとは違う方法で分かりやすくしたものを見つけました。

券売機の上の路線図

ご覧の通り、現在地が立体的な三角柱で示されています。普段業務でGUIなどの平面のデザインをしている私には、立体化するという解決案は選択肢に入っていなかったので、この方法は新鮮さを感じました。この表示にすると現在地を目立たせるだけではなく、仮に路線図を横方向から見てしまっても、立体的な現在地が浮かび上がり、位置を掴めます。後は見やすい正面へ周り、目的地を探すといった使い方もできますね。

横から見ても位置を把握できる

切符をいつも利用している方はもちろん、普段SuicaやPASMOなどのICカード型乗車券を使い、切符を購入する機会が少ない方であっても、このような工夫により、それほどストレスなく切符の購入ができるのではないでしょうか。現在地の表現の方法は他にも色々ありそうなので、普段からチェックしつつ利用していきたいと思います。