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482. どっちがONなの?~iPod Touchのスイッチ表示~


仕事柄ということもありますが、私は俗に言う「新しいもの好き」のタイプで、ご多聞に漏れずAppleのiPod Touchを発売直後から愛用しています。

iPod Touchはタッチパネルで直感的な操作ができることを売りにしている商品なので、スイッチに見える部分もタッチして横にスライドしてON/OFFの切替操作をします。 

スイッチをスライドして操作します

今までに操作してきたものとはまた違う操作感で、しかもサクサクとよく動く表示にご満悦だったのですが、ある時、直感的には理解できない場面に遭遇してしまいました。

これは写真のスライドショーの設定を変える画面なのですが、スイッチをどちらにスライドすれば機能がONまたはOFFになるのか分からなくて困ってしまいました。果たして、ONなのは青色が付いているほうでしょうか?それとも「○」の表示があるほうでしょうか? 

どっちがONなのか・・・

取扱説明書を読んでも、「写真をランダムにまたは順番に表示させるには、『シャッフル』を入または切にします」などと書いてあるだけで、「で、どっちが『入』やねん!」とツッコミを入れそうになってしまいました。
結局、設定を変えてから試してみて、やっとどちらがONなのか分かったのでした・・・

その後、友人との間で「この表示は分かりにくいよね~」という話をしていたら、外国人の友人は「別に分かりにくくないよ?」と言うのです。
どうしてだろうと思って彼のiPodを見せてもらうと、なんと「ON」と「OFF」になっているではありませんか!まさにカルチャーショックです! 

英語版では「ON」と「OFF」の表示でした

表示がシンプルである方がiPodらしいという考え方もあるでしょうが、表示の意味が理解できるかどうかという点は最低限クリアしなくてはならないことだと、この件を通して改めて感じました。特に「機能のONとOFF」という基本的な表示こそ、だれにでも直感的に伝わる表現であって欲しいものですね。

【補足】

2008年7月11日発売の「iPhone」ではこの表記が「オン/オフ」と日本語カタカナ表記になりました。また、iPodtouchでもソフトウェアアップデートをすると「オン/オフ」表記に変更されるようです。

481. オススメのコーヒー豆~あなたのバリスタより~


家でも入れたてのコーヒーが飲みたいと思い、コーヒーメーカーを買いました。

まずはコーヒー豆をと、スターバックスコーヒーでジャケ買いしました。なかなかの味でよろしいこと。パッケージを見ながら違いがわかる男になりきっていると、底面に見慣れないシールが。 

バリスタからのメッセージ

あなたのお好みがこの風味なら・・・
「カフェ ベロナ」
このコーヒーもおすすめです。

ある種のリコメンド機能ですね。

コーヒーは昔から飲んでいるので、味の好みははっきりしているのですが、豆の知識なんてないですし、「坊ちゃん、今日はお疲れのご様子ですね。良い豆を買って参りましたのでコーヒーを入れましょう」と気を利かせてくれる爺やもいません。相当数の中から、好みに合った豆を探し出すのはなかなか難しいのではないでしょうか。

Amazonのリコメンド機能のように、履歴をもとにしたフィルタリングほどの厳密さはありませんし、あくまで味覚のことなので人によっては大きくはずれるかもしれません。ただ、次は「カフェ ベロナ」を買ってみようかと思ったので、リコメンドの役割は果たせているのではないでしょうか。何より店員さんの心遣いが感じられて嬉しい気持ちになりました。 

480. 蓋が開いた状態を保てる郵便受け


最近引っ越したマンションの郵便受けは、蓋を開いて持ち上げると「カチッ」と音がなり、開いた状態を保ちます。そのおかげで中にある配達物を容易に取り出すことができます。私が今まで利用していた郵便受けは同様の上開きタイプで、蓋を持ち上げながら配達物を取る必要がありました。

蓋が持ち上がったままになる

私は帰宅時に配達物を確認することが多いのですが、手荷物を持っていることが多く、蓋を持ち上げながら配達物を取り出す動作をわずらわしく感じていました。特に、たくさんの配達物がある時は一度に取り出せないので、配達物を別の手に持ち替えてから再び蓋を開く必要があります。また、雨が降っている時には濡れた傘を片手に持ちながら蓋を開いたり配達物を持ち替えたりするので、さらにわずらわしく感じます。蓋が開いた状態を保つという単純な仕組みにもかかわらず、この様なわずらわしさが軽減されます。ちょっとした手助けですが、毎日使う郵便受けなのでとても有難く感じますね。

479. 数ヶ月間間違えていた!洗剤と柔軟剤の投入口


以前、柔軟剤を使って洗濯をしても良い香りやフワフワ感が洗濯物から感じられない時期がありました。「柔軟剤がいまいちなのかな?」と思い、柔軟剤を変えてみても結果は同じ。仕方が無いので解決しないまま洗濯機を使っていたのですが、ある日原因に気がつきました!

なんと洗剤と柔軟剤の投入口を間違えていました。「数ヶ月間気づかなかったなんて…!!」と自分で自分に呆れつつなぜこのようなミスが起きたのか考えてみました。思いついた限りでは、「洗剤、柔軟剤の文字がエンボスのみの表示であった」「暗がりに設置していたため文字を認識しづらかった」等が、要因として挙げられると思います。 

本体の左上にある洗剤・柔軟剤投入口
実際の設置環境では写真に写らないくらい
文字を認識しづらい

洗濯機が暗がりに設置されることは十分起こり得る状況なので、文字表記の仕方を含め、投入口の識別のし易さは重要ですよね。仕事柄、他の洗濯機はどうなっているのかなと気になりだした私は、他社も含めていくつか調べて見ました。

私が使っているのは2002年東芝製のドラム式洗濯機なのですが、最新モデルではその点の改善はなされているのでしょうか? 

東芝社製最新モデル洗濯機の
洗剤・柔軟剤投入口

2008年製同社ドラム式洗濯機の洗剤・柔軟剤投入口を見てみると、エンボス文字に加え、投入口の違いを識別させる意図なのか、黄色い丸と黒い丸が付けられていました。「なぜ黄色と黒?」と目印のカラーリングに関して疑問を感じながら、これでもまだ、識別は難しいなあと思いました。

では、他社はどうなのでしょうか? 

松下社製最新モデル洗濯機の
洗剤・柔軟剤投入口

松下(現パナソニック)社製の最新モデルでは、柔軟剤の投入口全体が水色になっていました。柔軟剤のイメージ色として青は比較的想起しやすいと思えますし、これならまだ識別し易そうです。

ちなみに、上記以外の主要メーカー(日本)についても同様に調べましたが、それらはエンボス文字のみの表示でした。洗濯時に毎回欠かせない「洗剤と柔軟剤を入れる」という行為に関してもっと配慮があっていいんじゃないのかなぁ。 

478. パッケージが薬スタンドに大変身!袋オブラート


みなさんは粉薬をどう飲んでいますか?私にとって、苦い粉薬を飲むのは至難の業です。そんなときに役立つオブラート・・・私は薬局でよく見かける円形のオブラートを利用して粉薬を飲んでいますが、扱いづらいんです。
※オブラートとは、でん粉から作った薄いシートで、飲みにくい粉薬などを包んで飲むためのものです。円形や円錐形のものが売られています。

この円形のオブラートですが、台所仕事の後で手が湿っていたりすると、1枚ずつうまく取れなかったり、シートが破れて粉薬が散らばったりすることが何度もあり困っていました。

そんな様子を見かねたお母さんが私にピッタリのオブラートを買ってきてくれました。

なんと!立体的な円錐形をしています。これで包む手間が省けます。プラスチックケース入りで、その中身に注目!円錐形のオブラートが、紙コップを重ねたような具合に入っていて、取り出すときには1枚ずつ、スッと取れるのです。 

図1 袋オブラート

さらに!!オブラートの説明書きが薬を入れるスタンドに変身。スタンドにオブラートを差し込み、粉薬を簡単に入れることができます。

図2 説明書きのイラスト

このオブラートのおかげで、粉薬を飲むのが楽になりました。スタンドを立てたり、粉薬を入れたりするのが理科の実験をしているようでちょっぴり楽しいオブラートです。みなさんも機会があったら使ってみてください。

■参考

   ピップフジモト株式会社    

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