以前、柔軟剤を使って洗濯をしても良い香りやフワフワ感が洗濯物から感じられない時期がありました。「柔軟剤がいまいちなのかな?」と思い、柔軟剤を変えてみても結果は同じ。仕方が無いので解決しないまま洗濯機を使っていたのですが、ある日原因に気がつきました!

なんと洗剤と柔軟剤の投入口を間違えていました。「数ヶ月間気づかなかったなんて…!!」と自分で自分に呆れつつなぜこのようなミスが起きたのか考えてみました。思いついた限りでは、「洗剤、柔軟剤の文字がエンボスのみの表示であった」「暗がりに設置していたため文字を認識しづらかった」等が、要因として挙げられると思います。 

本体の左上にある洗剤・柔軟剤投入口
実際の設置環境では写真に写らないくらい
文字を認識しづらい

洗濯機が暗がりに設置されることは十分起こり得る状況なので、文字表記の仕方を含め、投入口の識別のし易さは重要ですよね。仕事柄、他の洗濯機はどうなっているのかなと気になりだした私は、他社も含めていくつか調べて見ました。

私が使っているのは2002年東芝製のドラム式洗濯機なのですが、最新モデルではその点の改善はなされているのでしょうか? 

東芝社製最新モデル洗濯機の
洗剤・柔軟剤投入口

2008年製同社ドラム式洗濯機の洗剤・柔軟剤投入口を見てみると、エンボス文字に加え、投入口の違いを識別させる意図なのか、黄色い丸と黒い丸が付けられていました。「なぜ黄色と黒?」と目印のカラーリングに関して疑問を感じながら、これでもまだ、識別は難しいなあと思いました。

では、他社はどうなのでしょうか? 

松下社製最新モデル洗濯機の
洗剤・柔軟剤投入口

松下(現パナソニック)社製の最新モデルでは、柔軟剤の投入口全体が水色になっていました。柔軟剤のイメージ色として青は比較的想起しやすいと思えますし、これならまだ識別し易そうです。

ちなみに、上記以外の主要メーカー(日本)についても同様に調べましたが、それらはエンボス文字のみの表示でした。洗濯時に毎回欠かせない「洗剤と柔軟剤を入れる」という行為に関してもっと配慮があっていいんじゃないのかなぁ。