こんにちは。土曜の夜は映画を観に行くのが好きなササキです。先日、レイトショーの映画を見ようと、近所にある「ららぽーと横浜」に行ってきました。
上映時間よりも早めに到着し、ショッピングフロアを見て廻っていたのですが、ふと、吹き抜けに設置されているエスカレータの動きに違和感を覚えました。
先ほど、フロアに上がる際に使用したはずのエスカレータが、2基とも「降り」になっていたのです。
写真1:両側が降りのエスカレータ |
最初は、「あれ?どういうことだろう」と思ったのですが、「もうこのフロアから出なくてはいけないのだ」ということに気がつき乗り場に近づいてみると、このフロアの営業時間は終了した旨を伝える看板が立っていました。
ららぽーと横浜のような複合施設では、映画館やレストランなど、業種により閉店時間が異なるため、各フロアの営業終了時刻になるとエスカレータの片側を停止させているのをよくみかけますが、最近は、使いやすさ日記の「529. 矢印の方向へ進め!エスカレータの方向表示灯」にて取り上げられているような、一定時間使用されていないと運転が停止するエスカレータも広く普及しているため、動きが停止しているだけではアクセスそのものが制限されているのが十分に伝わらずに、乗り場の入り口まできてしまうということも考えられます。
その点、両側が同じ方向に動いていれば、遠目からでも上のフロアには行けないということは明確ですし、2基のエスカレータを1方向の動きとすることで、閉館エリアからは多くの人数を一度に移動させ、逆方向からのアクセスも制限することができるので、なかなか理にかなった方法だなあと感心しました。
※後日、動きが切替る瞬間が気になり、エスカレータ付近でフロア終了の時刻を待っていたのですが、警備員2名が上下の入り口を封鎖し、手動で切り替えていました。慎重に人の手で作業を行うことで、安全性を十分に確保しているのですね。安心しました。
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