オフィスのトイレ

私達の働くオフィスのトイレです。ここのトイレには個室がいくつかあるのですが、その中に一つだけ、いつも扉が閉まっているところがあります。

最初は「誰かが入っているのかな~?」と思っていたのですが、いつ利用してもずっと閉まったままの扉が不気味なので、勇気を振り絞って確認してみました。 

開かずの扉の中

別に利用中でもなんでもありません。ここにも、もう一つ個室があるだけでした。

ただこの個室は他と違って、スペースが広い、手すりがついている、扉が外開き、など体の不自由な方に快適に利用してもらうための工夫が見られます。扉が外開きであれば、緊急事態が発生して外部から扉を開けなければならない状況になったときに、中に人がいても開くことができます。

私がこの個室を利用できないものと考えたのは、

  • 開いている扉  = 利用可
  • 閉まっている扉 = 利用不可

と思い込んでいたためです。せっかくこの個室は使いやすくするための工夫がされているのに、外開きの扉のために利用できることが伝わらないのは残念です。

本当に必要としている人にこのような個室があることをアピールするためにも、使いやすくするための工夫だけではなく、使ってもらうための工夫をすることも重要だと思いました。