以前、クレジットカードを作った時に、住信SBIネット銀行の口座から引き落とされるよう手続きをした時の話です。
クレジットカード会社の書類に口座情報を記載して郵送し、何日か経ったあと、住信SBIネット銀行からメールがきました、。「※重要【住信SBIネット銀行】口座振替契約登録のお願い」というタイトルで、文字通りの手続きを促す内容でした。早速手続きしようとログインして真っ先に表示されたのがこちらの画面です。
よっしゃ、早速手続きするぞと颯爽と「次へ」ボタンを押したら、通常画面に遷移してしまいました。そう、「次へ」ボタンはお知らせをスルーして通常画面に進むボタンだったのです。正解はその上のテキストリンク「口座振替契約登録」の方でした。文字通り重要なお知らせであり必要な手続きを促すノであれば、もう少し目立つようにしてくれても良かったんじゃないでしょうか。その後、消えてしまった口座振替契約登録へのリンクを探すのにもちょっと苦労しました。
少し擁護してみると、この画面はメールの中にあった直リンクではなく、通常手順でログインしたものです。なので、私が手続き依頼のメールを読んでその気分であったこととはまったく独立に、Web側でも貯まっていたお知らせキューを表示したという状態です。なので、もしかしたらユーザは登録しに来たのではなくなにか急ぎの口座操作が必要だったかも知れず、「お知らせを消して通常画面に遷移」する選択肢が出ていることは正しいと言えます。「通常お取引画面へ」とかではなく「次へ」なのは、お知らせが複数貯まっていた時に、いちいち文言を切り替える手間を惜しんだのでしょう。次のお知らせがあるかどうかもわからない(判定しない)ので「次のお知らせへ」という文言ではマズいということになるのでしょう。
それでも一般的にテキストリンクよりボタンの方が目立つのは明らかですし、14日間という手続き期限もある大事なお知らせなわけですので、「次へ」と同等、もしくはそれより目立って、説明テキストなんて読まないよって利用者がむしろ口座振替契約登録にうっかり進んでしまう位の方が良いのではないでしょうか。