最近では会議室などでゲスト向けのWi-Fiを提供している企業も増えて来ました。弊社にもあります。社内LANとは分離されてるとはいえ、勝手には利用されないよう暗号鍵(パスワード)を入れないとつなげないところがほとんどだと思いますが、それをお客さんに伝えなければなりません。今までみたパターンだと、

  • 口頭で伝える
  • 壁に貼ってある
  • クリアファイルに入れたりラミネートした紙をテーブルに置いてある

などがあります。セキュリティ意識が高い企業だと定期的に暗号鍵を変更しているかと思いますが、たまにこうした伝達手段が更新されておらずつながらないなんてことも。

先日お邪魔したとある企業さんでは、セルフチェックイン端末がロビーに設置されており、名前や訪問先担当者の名前を入力すると、シールになったゲスト証がプリンターから出てきます。なんとそこにSSIDと暗号鍵が記載されていました。

受付を済ませると発行されるゲストシール

これはなかなかスマートですね。大元でデータを更新しておけば会議室毎の掲示情報を更新する手間もいらないし、迎える社員側が知っている必要もありません。胸に貼ってしまうと若干読みづらいですが(笑)。

そもそもゲスト証はうっかり返却し忘れてしまうこともありがちですが、使い捨てだとそれもありません。カードキーになっているところだとそうもいきませんが、そこにシールで貼っておくのもいいかも知れません。