写真は横浜のみなとみらいにあるMARK IS みなとみらいという商業施設のエレベーターの車いす利用者用の操作パネルです。一段ごとになにやら金属のバーが突き出ています。一見すると邪魔なだけに見えます。
しかしこうしてみるとどうでしょう。
実際に人がたくさん乗ってきて、自分がこのパネルの前に押しつけられて気付いたんですが、このバーのおかげでうっかり関係ない階のボタン押してしまわずに済みました。休日には混雑しがちな商業施設ならではの工夫ですね。
点字が若干探しづらくなっている気もしますが、こうしたトレードオフは使いやすさをデザインする時に必ずつきものです。このデザインが浸透すれば、むしろこのバーを手がかりに点字の貼ってある箇所を探しやすくなる可能性もあるのかも知れません。