三度の飯より仕事、という訳ではないのですが、ご飯を作る時間がないときがあります。そんなときに利用しているのが「レトルト食品」。料理をつくるよりは簡単便利!なはずなのですが、マイナス点も様々あります。その一つとして思っていたのが、レンジで温めると、熱くて持つのも難しいこと(猫舌ならぬ猫手?)。都度、布巾などをあわてて用意したりしていて、「レトルト食品って簡単さが売りなのに、結局めんどくさいものだなあ…」と思っていました。
その先入観を払拭してくれたのが”コレガリゾット”という商品です。

外袋から出してみると、レトルトパックに、持つ部分の指示が印刷してあります。 

袋の上部、左右に持つ部分の指示が印刷されていました。

「わざわざ持つ部分を指定するなんて…?」と思いつつ、温めスタート。電子レンジをのぞき込んでいると、見る見るうちに膨らんできました!

膨らんだ様子です。

温めた後、指示された部分を、恐る恐る持ってみると…熱くない!印刷で指示された部分は、通常のマチよりも面積が広くとられており、持つのに十分なスペースが確保されているのです。もう一つ、温められると袋が膨らみリゾットが底の部分にたまります。持つ部分から離れるのも、熱さを感じない理由となっているようです。

袋の上部に蒸気の逃げ口があり、温められて発生した蒸気が上に行くようです。
蒸気が上にいくので中身は底にたまるようです。

また、従来のものでは、リゾットのように中身が袋に密着している場合、お皿に出しにくいことにも困っていました。熱いのに一生懸命袋をゆすったりしなければならず、結局食べるまでに冷めてしまったりしていました。しかし、このレトルトパックでは、袋が膨らむことで、つるりと出すことができるのです。熱さを感じず、簡単にお皿に出して、出来立てのような温度で食べることが出来る…!いつも困っていただけに、ちょっと感動。

レトルト食品に対してあきらめていためんどくささが解消されて、便利な反面、また不精してしまうのではと心配です…。