月別: 2010年7月

657. 高額請求にビックリ!?~不親切な明細書~


最近、イー・モバイルのデータ通信サービスに加入しました。専用携帯端末を使って、外出先からでもインターネットに接続できるサービスです。データ通信料が定額なので、いくら使っても一定額を支払うだけで安心だと思い、快適なインターネット生活を送っていました。しかし、専用Webサイトで請求金額を照会できるため、少し不安だったので確認してみました。

すると…

請求情報の照会画面

「な、な、なぁなぁじゅうまんいぇん!!!???」

ビックリしました。焦りました。このまま何ヶ月間、私はプロバイダにお金を返済する為だけに働かなければならないのかと、真剣に悩みました。画面を丹念に探しても、定額サービスの金額は一向に見つかりません。

しかし、よくよく画面を見ると、

ただし書き

注意書きがありました。この注意書きをよく読むと、実はこの金額、単純に通信の量(パケット数)に応じて一律に計算された金額だったのです。つまり、定額サービスに入っている私にとって、実際に請求される金額ではなかったのです。請求情報画面を閲覧する殆どのユーザは、支払わなければならない金額を確認する意図のもと、この画面を開いていると考えられます。しかも、サービスを導入した初期に「本当に定額なのかな?」「ちゃんと定額になっているのかな?」という不安を抱きながら訪れるユーザの可能性が高いと考えられます。「金額を確認する」という明確な意図を持ったユーザにとって、ページ上部に配置され赤字で注意書きが記載されていても、先に金額がある場所へ意識が向いてしまいます。そのようなユーザにとって、しっかりと実際に請求される金額を表記しなければ、不親切になってしまいます。

同じような経験をしたユーザが多かったのでしょう、この日記執筆するにあたり再度このサイトを訪れたところ、請求される金額がしっかり記載されていました!ちゃんとユーザの気持ちを反映して、設計を改善する姿勢は共感しました。

現在の画面

656. これも使える?凹みのあるボタン電池のパッケージ


先日、腕時計が動かなくなったので裏蓋を外すと、LR44というボタン電池が入っていました。ボタン電池の品番は覚えにくく、サイズも分かりにくいため、古い電池を片手に家電量販店に出掛けました。すると、『SR44』という表記で電池サイズと同じ凹みのある、変わったパッケージを発見しました。

SR44のパッケージ(写真=左) パッケージの凹み(写真=右)

興味本位でその凹みに古い電池をはめてみるとピッタリでした。「あれっLR44じゃなくても、SR44でもいいのかな?」という発見と同時に、本当に大丈夫かと半信半疑に。そこでよくパッケージを見ると、『LR44機器に使えて2倍長持ち』と書かれていたので、安心して購入することができました。

乾電池の場合、同じ単3でもマンガンとアルカリのように性能が異なるものがあります。ボタン電池も同様、“普通のLR44”と、“高性能の SR44”のように、同じサイズでも異なる品番のものが存在することを初めて知りました。メーカに問い合わせると、以前から私のように「この電池も使えるのですか」という問い合わせが多く寄せられるため、このようなパッケージを開発したそうです。

私もこのパッケージを見つけていなかったら、不安でSR44ではなく、LR44を購入していたでしょう。
このパッケージは、ボタン電池の互換性について知らないユーザにとって大変有効だなと思いました。おかげさまで腕時計も長持ちしそうです。

655. 親切なようで不親切なマクドナルドの「除きました」シール


私はマクドナルドでハンバーガーを注文する際、苦手なピクルスを抜いてもらうようお願いをします。注文したハンバーガーは下の写真のような状態で提供されます。

包装に貼られている「Made for You」のシール

通常は包装紙のみですが、トッピングが除かれている商品にはこのシールが貼られます。ちなみに、シール下部にあるアルファベットは各トッピングの頭文字で、
M=マスタード、K=ケチャップ、P=ピクルス、O=オニオン、S=ソース、C=チーズ、L=レタスを示していて、ピクルス以外にもこれらのトッピングを抜くことができるそうです。

シールがあることで、トッピング抜きの商品と通常の商品との見分けはできますが、これで本当に安心して食べることができるでしょうか?たしかに判別はできますが、何のトッピングが除かれているのかまではわかりません。実際、写真のハンバーガーもシールだけではピクルス抜きがどうかはわからないので、中身を確認したくなります。また、ピクルス抜きのハンバーガーとマスタード抜きのハンバーガーを同時に注文したときにはどう判別しているか気になります。そこで近くのお店で聞いたところ、その場合はシールのアルファベットにチェックをつけて判別しているそうです。

このシールは店員さんの運用上、工夫されていることはわかりましたが、それなら1つ注文したときでも該当するアルファベットにチェックをつけてほしいですよね。そうすればお客さんに配慮された本来の「Made for You」になるのではないでしょうか。